瓶詰め直後は、まだ青いアプリコットや青いいちじく、青い栗や若い玉葱、イモ類といったまだ、青くて若い果物やベジタブル系のニュアンスが感じられるが、非常に素晴らしい可能性を秘めた白ワインであることは、まちがいなく、アントル ドゥ メール独特の塩の香りが心地よく広がる。
- ビオディナミワイン(バイオダイナミックワイン)
生産者からのメッセージ
ボルドーから南へ45km行ったところのアントルドメール、オーブノージュの中央が私たちのいるSt-Pierre de Bat村です。
1780年から続く家族経営は私たちの誇りでもあります。
1965年祖父の後を継いで、母のニコールデュマが醸造家の父ピエールアベルシモヌーと結婚してから、オーガニック農法を始めました。
しかし、この農法は当時まだわずかしか世間で認められていなかった為、父母はその価値を高められませんでした。
その後、二人は見本市で直販していき、オーガニックワインの素晴らしさを説明していきました。
現在、彼らはフランス中のオーガニック講演と見本市を確固たるものにしています。
ワインの品質はそのほとんどがセパージュの選択(赤/メルロ・カベルネソーヴィニヨン、白/セミヨン、ソーヴィニヨンブラン、ミュスカデル)同様、土壌の多様性(重い粘土質、石灰粘土質、柔らかい土壌)から由来します。
そこにこの地域特有の気象状況(日当たりは良いが凍結する)や伝統的農法が加わります。
1992年、私、息子のフロレン・シモヌーが栽培醸造専門学を勉強後、家族企業に加わりました。
1995年イザベルを妻に迎え、これまでと違ったポスト(部署)が設けられました。
私はブドウ園とワイン熟成を管理し、デメテール下のバイオダイナミック農法に目を向けたのです。
2002年以来、バイオダイナミック農法は素晴らしい成果を上げ始めました。
私たちは最高の可能性を秘めたこの土地でパーフェクトなバランス状態でブドウを育てる土地づくりに励んでいます。
醸造と製法
- ビオディナミ
- 果実味を抽出するためCO2下での低温マセレーション
- 約1ヶ月間のバトナージュ(シュルリーを行っている間に澱を攪拌する操作)
- 酒石酸の安定化
詳細 - シャトー ローバリー アントル ド メール(Ch. Laubarit Entre Deux Mers)
- 生産者シモヌー エフィス(Scea Simonneau et Fils)
- 原産国フランス / ボルドー
- ヴィンテージ2011
- 容量750ml
- アルコール度数12%
- 認定機関ECOCERT
- クラスAOC アントル ドゥ メール
- 年間生産量15,000本
- 栽培面積7ha
- 土壌白亜質をベースに重い粘土質、石灰粘土質、鉄分を含んだ弾力性のある肥沃な土質、ローム石灰粘土質
- 気候海洋性気候
- 使用品種ソーヴィニヨンブラン50%、セミヨン40%、ミュスカデル10%
- 平均樹齢15年
- 評価・受賞アキテーヌビオにて銅メダル受賞